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英検2級の語彙問題、ターゲット1900で戦える?【英検VS受験英語!?】

こんにちは!

 

2020年度の高3生(2021年度入試)から、センター試験の代わりに「共通テスト」が開始されるのは、この記事にたどり着いた方ならご存知かと思います。

 

そして、この新入試制度では、「共通テスト」の英語の科目と併せて、英検のような民間外部試験の受験も必要となりますね。【2019/11/02追記】2021年度入試での民間試験の利用は中止となりました!本記事は、引き続き参考のために残しておきます。

 

賛否両論ありますが、「大学入試の勉強をきっちりやっておけば、英検にも対応できるのか?」というのは気になるところでした。

 

このサイトでは、過去にも以下のような記事で英検の長文について検証しています。

www.sankousho-wars.info

 

今回は、長文ではなく英検の語彙問題にフォーカスして、大学受験英語の代表的な単語帳である「ターゲット1900」で英検2級を戦えるかどうかを検証してみました!

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今回の検証内容

検証に使用した問題

英検の過去問は、直近3回分が公式サイトで公開されています。

 

今回は、2019年の第1回の英検2級の問題を使って検証してみました。

 

英検では、第1問の20問が4択の単語・熟語・語法などの問題になっています。

それらの内訳は回によって異なるようですが、今回使用した2019年第1回では、1~12と14の計13問が、純粋に単語の意味だけで答えられる問題(語彙問題)でしたので、13問×4択=52単語で検証します。

 

ちなみにですが、第1問の20問のうちの残り7問は、熟語や文法などの問題でしたので、別の機会に検証してみます。

検証の方法

これは非常にシンプルに、先ほどの52単語がターゲット1900の索引に載っているかどうかを1つずつ手動で数えて検証します。

 

見出し語じゃなくても、派生語として載っていても〇とします。

これは「ターゲット1900にちゃんと取り組めば英検で戦えるか」という検証なので、見出し語以外も当然頭に入れている前提ということと、そもそも派生語は、その名の通り見出し語からの派生なので、仮に見出し語しか覚えてなくてもある程度4択ぐらいは答えられるからです。

 

全52単語中のカバー数と、正答可能な問題数を検証します。

(例えば、4択のうち全てがカバーされてなくても、正解の選択肢が載っていれば正答は可能とカウントします。)

検証結果!

全52単語のうち、ターゲット1900に載っていたのは、、

 

36単語(69%)でした!

 

そして、これら13問への正答可能数は、、

 

なんと13問!(100%)でした!

 

全ての選択肢の単語で見れば、約7割というカバー率で、「ターゲット1900を全部完璧にしても7割か・・・」という気もするかもしれませんが、正解の選択肢が100%ターゲット1900に載っていたのは、偶然かもしれませんが驚きました。

 

また、載っていなかった16単語も、「journey」や「market」といった感じの、「おそらく基本単語なのでターゲット1900には逆に載っていない」と思われるものが多かったです。(この部分はあくまで個人の感想ですが)

 

ですので、既にターゲット1400のような、より基本的な単語帳や、中学の単語帳などをしっかりとやっていれば、実質的なカバー率はかなり高くなると思います。

今回の結果から考えること

冒頭でも紹介した英検の長文の難度調査でも感じたことですが、やはり外部試験も大学入試も、変に全く別の対策を考えるのではなく、「英語」として基礎をしっかりと身に着けることが重要なのだと思っています。

(そのうえである程度の問題形式への慣れは当然大切になると思いますが、それは高3での話になるでしょう。)

 

特に単語に関しては、おそらくどの試験でも実際の英語圏の英文を分析をして、出現頻度を基に難易度を判断していると思われるので、いわゆる難度順や出る順の単語帳であれば、ある程度のカバー率にはなるはずです。

 

現1,2年生や、浪人を考える3年生は、入試改革に慌てずに今使っている単語帳をきっちりとマスターしてほしいと思います!

 

ターゲット1900やその他の単語帳についてはこちらもどうぞ!

www.sankousho-wars.info


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