参考書ウォーズ

参考書の使い方、選び方、気になる点をご紹介!

早稲田(理工)の英語長文の難しさを数値で表してみたら凄いことになった

当サイトではお馴染み(?)の英語長文の難度を数値で検証する「リーダビリティ」検証ですが、今回は大学入試英語では一番難しいと言われることもある早稲田(理工)の英文で検証してみました。

 早稲田の英語[第9版] (難関校過去問シリーズ)

※あくまで問題や合格の難度ではなく英文そのものについて、語数や単語から算出した数値ですのでご了承ください。

 

他のリーダビリティの記事などを既に見ていただいていて、数値の説明などを知っている人は目次から結果へどうぞ!

「英語長文の難度を数値で表す」とは?

まず、英語には、文の読みやすさを数値で表す「Readability」という考え方があります。

 

詳しい数値の算出や考え方について詳しく知りたい方は、それについてまとめた以下の記事をご覧ください。

www.sankousho-wars.info

 

ここでは簡単に概要だけ説明します。

 

基本的には、「1文あたりの平均単語数」「1単語当たりの平均音節数」が多い方が読みにくい文である、という考え方に基づいて出てくる数値です。

 

このサイトでは、その数値と、長文中に難単語が含まれる率から、色々な過去問や参考書などの英語長文の難度を算出しています。

今回対象にした早稲田(理工)について

早稲田大学の理工学部の英語は非常に難しいと言われていて、それは英文の難しさだけでなく理系的な内容の把握も必要になるところがポイントになってきます。

 

どの学部でも同じ問題を使用する大学も多いですが、早稲田のような難関私立大学は学部ごとに問題を作っているので理工学部は思いっきり理系の論文などが出題されます。

 

今回は2020年の問題の、問1を対象としました。 

検証結果

他のデータと比較した図が以下の通りです。(赤い点が今回の対象)

※グラフ内の他のデータの詳細は、「リーダビリティ」のカテゴリからそれぞれの記事をご覧ください。

f:id:s_wars:20200323020348p:plain

 

比較のために、難関レベルの長文や単語の参考書である「リンガメタリカ」と「速単上級」のグラフも貼っておきます↓

青:速単上級赤:リンガメタリカ

f:id:s_wars:20191011015452p:plain

 

FKGレベル(アメリカの学年でいうと何年生レベルの文章か)でいうと、なんと16を超えています。

アメリカの学年は、小学校1~6までは日本と同じですが、そのまま中1は7というように数えていくので、16は大学4年レベルということになります。

(今回の出題文は理系の論文なので大学レベルというのはまあ納得できますが。)

 

もちろん毎回このレベルの数値が出るわけではないですが、この年は高いのは間違いないですね。

 

速単上級やリンガメタリカの難しい文が大体15ぐらいなので、比較するとレベルの高さが分かりますね。

 

難単語率(文中にOXFORD3000という基本単語に載ってない単語が何%あるか)でみても、リンガメタリカのサンプル調査で一番高いものである15%を超えてきています。

 

ちなみに、OXFORD3000のサイトに、「大体の英文は10%以内に収まる」的なことが書いていたので、16%は相当高そうですね。

 

もちろんこの検証自体は数値で言える文の読みにくさだけを表しているので、入試として合格する難度と単純に言うことはできませんが、この文を読むための対策としては、入試レベルの参考書では最高レベルのものに取り組んでおいた方が良いとは言えそうです!

 

あとはやはり理系の背景知識や理系的な文への慣れも必要になってきますね。

理系英語に特化した以下のような参考書もあるので、是非検討してみてください。

 

 

なお、そのほかの英文難度検証については、「リーダビリティ」のカテゴリーからどうぞ!

 

※数値の考え方などが気になる方はこちらから↓ 

 

※今回のような英文難度の検証記事をまとめたランキングはこちらから↓

話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]

話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]

  • 作者:中澤幸夫
  • 発売日: 2006/07/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
速読英単語2上級編[改訂第4版]

速読英単語2上級編[改訂第4版]

  • 作者:風早寛
  • 発売日: 2015/01/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

COPYRIGHT © 2021 参考書ウォーズ